口は禍の門
・口は禍の門
また、言葉で人を殺すと書いて語殺というのが
あると言われています。
口は禍の門と言われます。
あるところに120歳になる老婆がいました。
老少不定で子供や孫やひ孫が老婆よりも先に亡
くなってしまった。
すると、子供や親せきに
「婆さんと変わっておればよかったのにな」
と言われたそうです。
言われた老婆は
「わしはその度殺されたんじゃ」
と言ったといいます。
「あんたと変わっておればよかっったのにな」
とは、
自分が殺されたような気持ちになりますよね。
・自覚のないところで他人を傷つけている
私も、こんな経験があるんです。
昔、ある女優が亡くなった時に学校でクラスの
友達と
「あの女優さん綺麗だったのにね、残念だね」
と話していると、ある男の子が、私に向かって
「おまえと変わっとればよかったのにな」
って言ったんですね。
もう、私は、殺されたように思いましたよね。
なんで私が、その女優と何の関係があるの。
え、何で私がそんなことをあなたに言われなけ
ればならないのよ
かなり傷つき、今でも覚えています。
心の傷は消えないのです。
言ったほうは自覚が無くても、言われたほうは
死ぬまで忘れられないものです。
私達は、どれだけの人を傷つけ殺してきたかわ
かりません。
0コメント